2014年2月12日水曜日

Gamlastan

 
 
 
今回は冬のGamla stan(ガムラスタン)の街からお届けします。
 
ガムラスタンとは、スウェーデン語で「古い街」という意味で
13世紀から保存されてきたストックホルムの旧市街の名前です。
 
地下鉄でストックホルム中央駅からは一つ目の
市の中心部にあります
 
 
 
ガムラスタンの中心にあるStortorget(ストールトーゲット)広場前のおとぎ話に出てきそうな、古いカラフルな建物。
 
この広場周辺にはカフェやレストランがたくさんある雰囲気の良い場所で、夏ともなれば広場のあちこちにカフェを楽しむ観光客のテーブルが並びます。
 
 
ノーベル博物館
 
歴史を辿ってみるとここは、1520年起きた歴史に残る悲劇、
「ストックホルムの血浴」の舞台となった場所でもあります。
 
  デンマークのクリスチャン2世のスウェーデン侵攻に抵抗した90人以上の貴族や権力者が
この広場で処刑され、一時は広場が血で染まったと伝えられています。
 
中世の面影を残す、スウェーデンでも最も古い地区であるガムラスタンには
ストックホルム大聖堂やリッダルホルムス教会や、王宮など多くの観光名所があります。

街の多くの建物は何百年経ているのにもかかわらず現役で、その多くは一階は店舗やレストランに、階上は住居やオフィスに使われているのには驚きです。
 
  
 
 
今回はガムラスタンの古い街並みから、雰囲気をお伝えしたいと思います。
 
古い石畳が続く情緒ある通りの両脇には、思わず足を止めたくなるような、たくさんの小さなお店や飲食店が軒を連ねています。
 
ご存じの方も多くいらっしゃるとは思いますが、
ここガムラスタンは宮崎駿監督の「魔女の宅急便」のモデルになった町並みとして有名ですね。
 

 
 
少し脇に入れば 狭くてすれ違うのがやっと、という位の魅惑的な
小路が迷路のように広がっています。


 
 
赤褐色の温かみのある外壁の色が印象的です。
 
 
 
 
おみやげ屋さんなども多く並ぶ中、
北欧らしいおしゃれな雑貨屋さんも見つかりました。


 
 
ここは、E.TORNDAHLという北欧らしいデザインを集めた雑貨屋さん。
インテリア小物からアクセサリーまで、心をくすぐるアイテムが揃っていました。
 
住所 Västerlånggatan 63
   111 29 Stockholm
電話番号 +46(0)8-10 34 09      
 
 
 
 
 
こちらは以前にも紹介した"Polkagris"(ポルカグリース)という
伝統的な飴菓子を扱うお店のガムラスタン店がありました。
 
 住所 Lilla Nygatan 10
              111 28 Stockholm
   電話 +46(0)8-107182
 

 
 
こちらはノルウェーの高級感ある、
ニット専門のファッションブランド”OLEANA"(オレアナ)
 
 
 
 
触ってみると、さらさらとした滑らかな触感。
この手触りの良さは、 メリノウールとシルクの混合で
繊細に編まれているからだそうです。
 
一つ一つのモデルに特注のボタンを使用したり、
オレアナの色使いや大胆なパターンは、独特の雰囲気と気品が漂い、
細かいディテールや仕上げの美しさに感動します。
 
一昨年に日本に展示会の為、来日したオレアナのデザイナーのSolveig Hisdal
日本からインスピレーションを受けたデザインも今季発表されるそうです。
 
ノルウェーの伝統と誇りを感じさせるデザインです。
 
    住所 Järntorget 83, Gamla Stan
電話 Tel +46 8 10 26 22



中世の雰囲気を今に伝える、美しい街並のガムラスタン。

その昔、貴族が歩いた石畳みの小径を
ぜひ、一度自分の足で歩いて
お気に入りのガムラスタンを見つけてみてはいかがでしょうか?
 
アクセス
地下鉄: ガムラスタン駅下車 徒歩