Julgransplundring
楽しいクリスマスが終り、長い休暇が終わっても、
スウェーデンではクリスマスのデコレーションは飾られたままです。
日本の習慣ではクリスマスを過ぎれば、お正月の飾りを出す前に
飾りはしまってしまうのが普通ですね。
スウェーデンではクリスマスのデコレーションは飾られたままです。
日本の習慣ではクリスマスを過ぎれば、お正月の飾りを出す前に
飾りはしまってしまうのが普通ですね。
’Tjugondedag jul’ (シューゴンデダーグ ユール)とは、北欧諸国の主にスウェーデン・フィンランド・で
行われる伝統行事で、クリスマスから20日後にあたる、1月13日に行われます。
子供を中心にして、もみの木のまわりを囲み、伝統的な歌やダンスした後で、
クリスマス飾りを片付るならわしで、Julgransplundring(ユールグランスプルンドリング)と呼ばれています。
スウェーデンでは、本物の"もみの木"を使う事が多いのですが、この時期にツリーは処分され、また来年新しく新調します。
今回訪れたのは、ストックホルム郊外にあるTäby(テービー)という町。
この場所は市の共同施設で、近くに住む人達がボランティアで運営しています。入場料は20クローナで 日本円で約300円くらい。
中央に置かれたクリスマスツリーを囲み子供や大人が一緒になって、手をつなぎ歌いながら、昔ながらの伝統的なダンスを踊ります。
高齢の方から小さな子供まで、幅広い年齢の様々な家族がふれあい、
とっても和やかな雰囲気です。
ダンスの後はみんなで協力してクリスマスデコレーションを片付けます。
子供はチョコレートやお菓子の飾りなどをプレゼントとして貰えるようです。
最後はみんなで持ち寄った自家製のケーキやクッキーで、Fika(コーヒータイム)です。
クリスマスの終わりを祝う意味合いのある季節行事の’Tjugondedag jul’ですが、
これから春に向けて、だんだんと日が長くなり明るい季節になります。
現在、スウェーデンは全国的に雪が降り、一面が白い雪の世界です。
ぜひ一度、冬のスウェーデンを訪ねてみてはいかがでしょうか?