2014年1月31日金曜日

Pelikan

昔ながらのレストラン

 
 
 
 
 
 
昔からある、気取らないストックホルムのレストランといえば"Pelikan"です。
 
 
ストックホルムの南に位置する地域"Söder"(スーデル)というエリアにある"Pelikan"は、
1969年創業のレストランです。
 
地下鉄で中央駅から約5分で到着する場所にあるので、市の中心部にあるのですが、
以前はストックホルム市内でも、ブルーカラー(労働者層)の人たちが集まる地域でした。
 
現在は、おしゃれなお店やレストランが出来るようになり、若者を中心に注目される町へと変わってきています。


 
 
今回は、1970年代当時ストックホルムに在住していたという方と一緒に
レストランへ。。。
 
お店のインテリアはクラシックなスタイルで、部屋の一面は全面が窓になっていて開放的な印象を与えています。
 
真ん中にある太い柱と、かなりの高さのある天井が、歴史ある建物であることを感じさせ、
ホール全体がお客さんの話し声を反響させているような、独特な雰囲気がします。
 

 
 
このメインホールの他にいくつかの部屋があるそうなので、次回は違う雰囲気も試してみたい。。
給仕の方の服装もクラシックなスタイルで統一感があります。
 
 
 
 
注文したのは、スウェーデンの伝統料理のミートボール(köttbullar)
 
巨大なサイズのミートボールを目の前にして、
これが労働階級の人々を満たす大きさだったのだろうと、
当時に思いを寄せながらいただきました。
付け合わせには、ピクルスとマッシュポテトがついて、十分なボリューム。
 
さすがに、この量は食べきれないのでは。。。と思っていましたが、
フレッシュなリンゴンベリーの酸味が、お肉にとても合い美味しくて完食。

 
 
 
 
デザートのクレームブリュレ
 

 
 
バニラアイスとメレンゲ、チョコレートソースのパフェ。

デザートのサイズも大き目ですが、甘いものがお好きな方には嬉しいですね。
 
 
 
町並みは変わっても、お店のコンセプトや料理は当時のままの雰囲気を伝えている
"Pelikan"。
 
モダンでシンプルなデザインがスウェーデンのイメージとして定着していますが、
こんな落ち着いた伝統的な雰囲気を残すレストランも一度訪れてみてはいかがでしょうか? 
 
Address: Blekingegatan 40
Subway: Skanstull駅
 Tell : +46-8-5560 9090
 

 
 
 
 

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